【読書】『デジノグラフィ:インサイト発見のためのビックデータ分析』を読んでみた。
書評:『デジノグラフィ:インサイト発見のためのビックデータ分析』
デジノグラフィとはなんぞや?
どうも皆さんご機嫌用SHIZUYAです。今回に記事の内容も本に関する内容です。最近おもしろ本を見つけましてね。
『読書の記事のネタはないのかい!!』と言うツッコミが聞こえてきますが、無視させていただきます。
というわけで、今回書評していく書籍は『デジノグラフィ:インサイト発見のためのビックデータ分析』という書籍で2021年3月に出版された書籍ですね。著者は博報堂生活総合研究所さんです。
本の概要、というか帯に書いてあることをパクった上で語りますと『検索履歴、位置情報、SNS投稿、自撮り画像、購買履歴などのビックデータから生活者の見えざる欲求をを洞察する』ということらしいですよ。
インターネットが普及し様々な情報が錯綜し、何が真実なのかを判断することが難しいこのご時世で生活者の検索履歴などの『生活者の嘘偽りのない本音』をかき集め、分析して新しい視点を確保できるのがデジノグラフィということですね。
書評:面白かったところを紹介!
夫婦喧嘩の本音:妻から夫への不満
一つ目のおもしいポイントは『夫婦喧嘩の本音』です。夫婦喧嘩は結婚を経験している人なら必ずといってもいいほど経験するものだとは思いますが、『妻から夫への不満』と『夫から妻への不満』には結構な温度差があることが書籍の中で紹介されてしまいます。
データ元はInsight Techという『不満買取センター』という生活者の不満や意見を買い取るサービスを提供している会社で、その会社が提供する文章解析AI『ITAS』を用いたものだそうです。
そのデータによると『妻から夫への不満』は『夫から妻への不満より』不満度が高かったそうです。
これに妻が夫に不満を抱くというのは結構想像しやすいのですが、本の中では『あきらめ失望比率とその内容』が紹介されており、『意味ガわからない』、『話ガできない』などがあきらめ比率60%になっていたりと、『やっぱりコミュニケーションか…』とは思わずにはいられない内容でした。
詳しく紹介しすぎるといろいろと問題があると思うので、気になる方はぜひ書籍を実際に読んでみてください。
(というか、不満買取センターってものがあったんですね…。個人的に試してみるか…。)
スイーツ情報が検索されている時間帯
皆さんはスイーツに関する情報収集はしますか?私は全くしません(おいおい)。
まぁ、冗談はさておき、続いての面白いと思ったポイントは『スイーツ情報が検索されている時間帯はいつ?』ということです。
私は『夜にスイーツを食べると太る!だから夜の検索数は低く、逆に昼間に多くなるはずだ!!』と考えたのですが、本を読み進めていくうちに私の予想が外れていたことがわかりました。
なんと!夜の方がスイーツ情報の検索数が多かったそうです!!
おいおい、まじですか。みんなぶくぶく太っちまいますぜ?
と、まぁかく言う私も、夜に甘いものを食べたくなることはよくあることでなんとなく共感はできてしまうんですよね〜。
それにしても,
これは『インターネットの情報から生活者の行動と欲望を分析した』と言う事例であり、人間の本能などに興味のあるある私にとってはとてもワクワクする内容でした!
他にも面白い内容がたくさん!
続きは実際に本を読んでみてください
ということで、今回は『デジノグラフィ:インサイト発見のためのビックデータ分析』という書籍のおもしろポイントを二つほどピックアップして紹介させていただきました。
他にも、
- コロナ禍で伸びた『検索ワード』
- 日本人がSNSでよく使う色
- 恋愛においては『男性の方が外見に対する悩みが深い』
- Yahoo!知恵袋から分析する『人並み』の意識
などなど、面白いところはたくさんあって本当は全部紹介したかったのですが、全部紹介してしまうと怒られてしまうのと、単純に書くのが面倒くさかったりします(これは内緒で)。
なので、今回はこれくらいにしておきましょうかね。
今回紹介した本は以下の画像からAmazonの購入ページに遷移できるようにしておいたので興味があればぜひ読んでみてください。

では、次の記事でお会いしましょう。ではでは。
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