読書

【読書】『ポケットブック 影響力の武器』:ポケットの中で心理学の真髄を持ち歩こう!/ 心理学に興味がある必読!

【読書】『ポケットブック 影響力の武器』という本を読んだので紹介します。

ポケット版の影響力の武器を読みましたよ。というお話し

物理的に心理学を持ち歩きたかった

どうも皆さんこんにちは!

突然ですが、皆さんは心理学に興味はありますか?

私は心理学が好きで一応、大学でも心理学を専攻しておりました。学生時代は心理学の文献を読だり研究をしたりして論文執筆の練習をしていました(懐かしいなー)。

まぁ、そんな私の自分語りはどうでもいいとして…。

心理学って面白いよね!!うん!!

私自身、心理学の書籍を購入しては学生の頃から沢山読んでいましたがやっぱり心理学は面白い。

今回は、そんな心理学大好きな私が選ぶ、心理学の面白さが詰まっていているだけでなく薄くて持ち歩きに適した『心理学の本』を紹介していきたいと思います!!

その名も、『ポケットブック 影響力の武器』!!

ポケットブック 影響力の武器 仕事と人間関係が変わる21の心理学

 

ポケットブック 影響力の武器 仕事と人間関係が変わる21の心理学

N・ゴールドスタイン, S・マーティン, R・B・チャルディーニ(著)

曽根寛樹(訳), 安藤清志(監訳)

書籍の内容の紹介

『ポケットブック 影響力の武器 仕事と人間関係が変わる21の心理学』とはどんな本なのか?

今回紹介する『ポケットブック 影響力の武器 仕事と人間関係が変わる21の心理学』という本は、ロバート・B・チャルディーニという心理学界ではとても有名な方が書いた『影響力の武器 なぜ人は動かされるのか』という本の中から重要な要点を抜きだし、21の実用的な章にまとめた本となっております。

まぁ、要するに『影響力の第一人者が21個の実用的な心理学を教えてくれるよ!!』という内容です。

書籍は新書サイズでページ数も110ページ程度なので携帯性にも優れた素晴らしい本です!!

この本の元となる『影響力の武器 なぜ人は動かされるのか』で紹介されている6つの影響力について

先ほども紹介した『影響力の武器 なぜ人は動かされるのか』という本では以下の6つの『人の行動に影響を及ぼ要因』が詳しく紹介されています。

  • 返報性の原理(恩返しの心理)
  • 一貫性の原理(態度の一貫性)
  • 社会的証明(多数派意見の参考)
  • 好意(好印象のメリット)
  • 権威(肩書きの威力)
  • 希少性(機会損失の回避)

これら6つの要因はとても強力で私たち身近なところでも多用され悪用もされています。そのような『影響力による被害』を未然防ぐためにあらかじめ的の手法を知っておこうというのがこの本の目的でした。

そして、今回紹介する『ポケットブック 影響力の武器』では上記で紹介した『人に影響を及ぼす6つの要因を仕事と人間関係に生かす』というポジティブなコンセプトをもとに作成され本となっております。

では書籍の全体構成を紹介していきましょう!!どうぞ!!

書籍全体の構成

書籍全体の構成

  1. 与える(人に与えることで利益を得る)
  2. 交換する(ギブ&テイクのバランス)
  3. プレゼントを贈る(贈り物の失敗を回避するには)
  4. 協力する(協力を得やすくする為の要因)
  5. 一呼吸置く(感情が意思決定に与える影響)
  6. 譲歩する(理想と譲歩)
  7. 知ってもらう(権威の効果)
  8. 認める(失敗の打ち明け)
  9. 頼む(頼む側と頼まれる側の意識のギャップ)
  10. 会話する(見知らぬ人との会話のメリット)
  11. 人間味を添える(感情と共感の効果)
  12. 好かれる(正反対の人間に引かれる?それとも…?)
  13. 褒める(相手がどんなに嫌いな奴でも…)
  14. ラベリングする(一貫性の法則の利用)
  15. 理由をつける(『(だ)から』の魔力)
  16. コミットする(意思決定場面の一工夫)
  17. 実行する(行動の実行を習慣化させるには)
  18. 比べる(相手は私を何と比べるか)
  19. 倣う(社会的証明の利用)
  20. 失う(損失回避の原理)
  21. 終わらせる(良い知らせと悪知らせ)

個人的おもしろポイント!!

第3章:プレゼントを贈る(贈り物の失敗を回避するには)

さてさて毎度お馴染み、この本を読んでおもしろと思ったポイントを一つ紹介したいとおもます!!

今回紹介する『ポケットブック 影響力の武器』の中で私個人的にツボだったのは第3章の『プレゼントを贈る』ですね。

何が面白いかというと、

他人にプレゼントを与える場面において大抵の場合では『自分が欲しいと思っているもの』を渡しがちなのですが、もらった側は『嬉しくねぇ…』と感じることが多いということ。

書籍内では結婚式の結婚祝いのプレゼントの場面で語られており『新郎新婦は新生活で役に立つもの(食器洗い機など)が欲しくてほしい物リストなどで明示しているのにも関わらず送り手は電気仕かけの歌う魚などの意味不明な贈り物をしてしまい、がっかりさせるという』悲しいエピソードが語られており、

このようなことを避け、どうすれば『相手が最も欲しいもの』をプレゼントできるのか?を心理学的にかつ論理的に説明してくれている章になっています。

そして、肝心な『その方法』とは…?

まぁ、なんとなく察しはつくでしょう。

最後に

この本を読むべき人、おすすめできる人

はい。ということで今回は『ポケットブック 影響力の武器 仕事と人間関係が変わる21の心理学』という本を読んだので紹介させていただきました。

この本は本当に素晴らしい本で、きっと皆さんの役に立つ本だと思うので是非とも一度読んでみて欲しいと思っております。

では最後にこの本を読むべき人はどんな人なのかを紹介して今回の内容をおしまいにしたいと思います。

この本をお勧めできる人は以下のようなな人たちです。

この本を読むべき人の特徴
  • 良い人間関係を築きたい人
  • 他人にポシティブな影響を与えたい人
  • 心理学に興味がある人
  • 心理学の知識を物理的に持ち歩きたい人

以上が『ポケットブック 影響力の武器』を読むべき人たちだと考えています。

日常生活の中で心理学を取り入れたり、単純に他人に影響を与える要因を知りたい人はぜひおの本を読んでみましょう。私自身も活動の中で取り入れていきたいと思います!!

お互いに頑張っていきましょう!!ではでは!!

(今回の記事の内容はこれにて終了です。最後までお付き合いいただきありがとうございました!!)