【書評】ビルゲイツ推薦の本!!成功するためには『幅広い知識』が最強の武器になる!?
『RANGE 知識の「幅」が最強の武器になる』という本を読みましたよ。というお話しをします。
ビル・ゲイツも推薦の書籍!!
ビル・ゲイツ「2020年に読むべき書籍」
皆さんご機嫌用!SHIZUYAです!今回は久しぶりの書籍に関す記事を執筆していきたいと思います。
今回紹介する書籍は『RANGR 知識の「幅」が最強の武器になる』ちいう書籍で、この書籍は「専門特化の早期教育」、「1万時間の法則」そして「グリット」などの『限定されたものに前意識を集中させる』といった考え方に一石を投じる内容のとなっています。
そして何よりもこの書籍はMicrosoftの創業者であるビル・ゲイツ氏が『2020年に読むべき書籍』として選んだ書籍として有名です。
一点集中型よりも『幅広く、多方向から多様性を持つことが成功のカギ』
巷では『物事に一点集中することが成功のカギとなる』とか『一つのことを最後までやり抜くことが成功にとって重要』などの所謂、『無駄な行為を削ぎ落とし一点集中すること』が何よりも大事だということが世の中の常識として定着しつつあるようです。
しかし、この書籍では『移転集中型』よりも『幅広く多方向から多様性を持っていろいろなことを学ぶことによって』様々な問題を解決するための幅広い思考力を持つことができ、『専門性を持つことによる思考の偏り』も防ぐことができるということがこの書籍では紹介されています。
それでは、早速『書籍全体の構造』の説明と『私自身が面白いと思った内容』の紹介をしていきたいと思います!!
RANGE 知識の「幅」が最強の武器になる
RANGE 知識の「幅」が最強の武器になる
著者:デイビッド・エプスタイン 解説:中室牧子 訳者:東方雅美
書籍の内容の紹介
『RANGE 知識の「幅」が最強の武器になる』とはどんな本なのか?
『RANGE 知識の「幅」が最強の武器になる』という書籍では主に『専門特化をして一つの道を突き進むよりも、あちこちに寄り道しながら考え、実験することが複雑で不確実な現代では重要であり、成功するために必要な者である』ということを話真ざまな例を交えながら解説してくれている書籍です。
書籍全体の構成
それでは、『RANGE 知識の「幅」が最強の武器になる』というの本の全体像を紹介していきたいと思います。
書籍全体の構成は以下の通りになっています。
- 第1章 早期教育に意味はあるか
The Cult of the Head Start - 第2章 「意地悪な世界」で不足する思考力
How the Wicked World Was Made - 第3章 少なく、幅広く練習する効果
When Less of the Same Is More - 第4章 速く学ぶか、ゆっくり学ぶか
Learning, Fast and Slow - 第5章 未経験のことについて考える方法
Thinking Outside Experience - 第6章 グリットが強すぎると起こる問題
The Trouble with Too Much Grit - 第7章 「いろいろな自分」を試してみる
Flirting with Your Possible Selves - 第8章 アウトサイダーの強み
The Outsider Advantage - 第9章 時代遅れの技術を水平思考で生かす
Lateral Thinking with Withered Technology - 第10章 スペシャリストがはまる罠
Fooled by Exper tise - 第11章 慣れ親しんだ「ツール」を捨てる
Learning to Drop Your Familiar Tools - 第12章 意識してアマチュアになる
Deliberate Amateurs - おわりに あなたのレンジを広げよう
Expanding Your Range
個人的おもしろポイント!!
第4章 速く学ぶか、ゆっくり学ぶか Learning, Fast and Slow
第4章の内容:『望ましい困難』の重要性
それでは、『RANGE 知識の「幅」が最強の武器になる』の面白ポイントを紹介していきたいと思います!
紹介する内容は学習に関する内容で『効率的に早く学習』と『苦しみながらもゆっくりと学習』のどちらが長期的にみて有効的な学習なのかを紹介してくれている章です。
学習は苦労すべし?
著者によると、学習した内容を知識として定着させるためには『苦労しながらも多様性を持った学習』することが、知識の定着と応用性を獲得するには重要だとしています。
その根拠として、書籍の中では『効率的に早く学習をした生徒』と『苦しみながらも多様性を持った学習をした生徒』を比較し、それぞれのグループにどのような傾向がみられるのかを観察した実験が紹介されています。
それによると、『効率的に早く学習した生徒』は学習後の成績も良くテストでも成績も優秀。しかし、時間感覚が開いたり難易度の向上に伴って成績は低くなる傾向があり、
『苦しみながらも多様性を持った学習をした生徒』は講義の難易度が高いことにより『学びの実感』が得られず、テストでの成績も悪かったが、その後の成績は『効率的に学習した学生』の成績を追い抜きました。
『深い学び』では学びの感覚が得られない
上記の実験結果から考えられることは本当に価値のある『深い学び』は『学びの実感』とは全く無関係なものであるということです。
つまり、『内容の理解が難しく、進歩を感じられない』方のグループの生徒がそれだけ高い認知力を用いて問題解決を図っており、記憶への定着や応用力が身に付くということですね!!
その反対に『すぐにヒントを見る』とか『数学や化学などの科目における内容を理解しないただ暗記学習』などの『学んだ内容に応用可能性を持たせない何の苦労もない学習』を行った生徒たちは学んだ内容を知識としての定着は難しく、すぐに忘れてしまうということです。
学習では困難な道を歩むべし
さて、今回はこの書籍の4章の内容をかいつまんでお話ししてきましたが、結論として終わってみて『楽だったな』と感じる学習は脳に負荷がかかっていない分だけ消去されやいので知識としての定着は見込めず無駄に終わってしまいがちです。
そして、自分の頭で考え『辛く苦しい学習』を行うと脳に負荷がかかり脳細胞同士の繋がりが強化され知識としての定着が見込めます。
従って、本当に学んだ内容を自分の血肉としたければ、学習の場面いおいて『より困難んが道』を進むべきであると考えることができます。
最後に:『RANGE 知識の「幅」が最強の武器になる』を読んで
この本を読むべき人、おすすめできる人
では最後にこの『RANGE 知識の「幅」が最強の武器になる』という本はどのような人にオススメできるのかを紹介していきたいと思います。
『RANGE 知識の「幅」が最強の武器になる』を読むべき人たちは以下のような人たちです。
- 幅広い分野での知識を獲得し応用したい人
- 一つのことに集中することが難しい人
- 『一万時間の法則』や『早期教育』に疑問を抱いている方
- 仕事で息詰まっており『新しい視点』が欲しい人
などがこの本を読むべき人の特徴です。
この書籍では多角的な視点を持ち複数の分野に関する知識を有することでより強力な問題解決能力やクリエイティビティを発揮できるようになると述べられています。
人間はどうしても何かに集中していたり、情熱を持ってしまうと多角的な視点を持てなくなってしまう生き物なので、この書籍を読んで『幅広い知識』を持つきっかけを作っていただけたらなと考えています。
『幅』を手に入れて最強の自分を目指そう!!
さて、以上が『RANGE 知識の「幅」が最強の武器になる』という書籍の紹介でしたがいいかがでしたか?
私たちはついつい『物事に一途である』ことや『最後までやり抜くこと』を美徳だと感じ、色々なものに手を出すことを躊躇してしまいがちですが、この書籍を読むことでそれらが必ずしも正しいとは限らないということを認識しました。
私自身も今現在『ブログ誌筆』、『作曲』、『ゲーム』、などの複数なものに情熱を注いでいますが、『色々なことに手を出しているけど、一つに集中した方がいいのかな?』と不安に思うこともあります。
しかし、『『RANGE 知識の「幅」が最強の武器になる』を読むことによって『別々の分野でもそれぞれの特徴を組み合わせれば新しい境地に辿り着けるかもしれない!!』という希望を見出せるようになり、自信を持って複数の分野に手を出せるようになりました。
しかし、あまりにも色々なことに手を出すと一つ一つにかける時間が少なくなり『学習の質の低下』につながる恐れもあるので、バランスをとりながら色々なことを学んでいきたいと考えています。
是非皆さんも。今回紹介した『RANGE 知識の「幅」が最強の武器になる』を読んで『幅』を意識した学習をしていきましょう!!
(今回の内容は終了です。ありがとうございました。)
RANGE 知識の「幅」が最強の武器になる
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