心理学・雑学

【心理学】ひらめきを操る方法/アイデアが生まれる仕組み/DMN(デフォルト・モード・ネットワーク)

【心理学】ひらめきを操る方法/アイデアが生まれる仕組み/DMN(デフォルト・モード・ネットワーク)

『良いアイデア』はどうやって生まれる?

意図的に『ひらめきを得る』には何をすればいい?

新しいアイデアが欲しい…!!

どうも皆さんご機嫌用!!SHIZUYAです!!

当然ですが、皆さん!ひらめいていますか(唐突)!?

私は最近『ブログの執筆』や『音楽制作』などのアイデアが必要な活動行なっていますが、なかなか良いアイデアを考えつくことができずに苦しんでいる時期もありました。

『アイデア』と言いますと、『ある時突然降ってくるもの』というイメージがると思いますが、欲しい時に限って本当に何も考えつきませんよね。

しかし、心理学や、脳科学に関する情報が記載されている書籍を読むことによって『アイデアやひらめきは自分でコントロールできるもの』ということがわかってきました。

今回は、『いいアイデアをひらめく』方法についてまとめましたのでぜひアイデアが欲しい人は参考にしてみてくださいね!!

『アイデア』や『ひらめき』を生み出す方法

まずは脳の活動の仕組みを知ろう!!

脳は『リラックス』しているときの方が『エネルギー消費量』が多い

『ひらめきやすい』、『アイデアが出やすい』と言われてもあまり信用できませんよね。

では一度、皆さんが過去にいいアイデアを思いついた時のことを思い出してみてください!!

どのようなタイミングでアイデアが湧き出てきましたか?

おそらく、大半の人は『特に何も難しいことを考えていない『リラックス』した状態』でいいアイデアを思いついたのではないでしょうか?

実は、私たち人間の脳は『何かに集中している状態』よりも『何も考えずにリラックスいている状態』の時の方が多くのエネルギーを使用しています。つまり、『ボーッとしている時』の方が私たちに脳は働いているのです。

DMN(デフォルト・モード・ネットワーク)

上記のような『何も思考をしておらず「ぼーっと」しており、エネルギーを多く消費している状態』のことをDMN(デフォルト・モード・ネットワーク)といい、

この状態の脳はエネルギー消費量の60〜80%を使用しており、意識的の脳を使っている時より15倍エネルギーを消費していると考えられております。

この状態の時には脳が『記憶や近くした情報の統合』をしていると言われておりますので、いいアイデアが思いつきやすいと言われています。

いいアイデアが思いつきやすい状態とは?

意図的にDMN状態にするために

リラックスした状態を意図的に作り出そう!!

DMN(デフォルト・モード・ネットワーク)では私たちの脳の中に蓄えられた情報や記憶などを統合している状態で、『いいアイデア』を思いつきやすい状態です。

逆を言えば、『意図的にDMN状態に持っていければいいアイデアを思いつく可能性が高まる』ということができます。

ということで次は、DMNに入りやすいリラックした状態になりやすい行動の例をいくつか紹介したいと思います。

DMNに入りやすいリラックした状態の例
  • シャワー中
  • 散歩中
  • 睡眠中
  • 乗り物での移動中

以上の4つが、DMNに入りやすい状態です。

もしかしたらこの記事を読んでいる方々の中にも上記のような状態の時に『いいアイデア』を思いついたことがある人もいらっしゃるかもしれませんね!!

もし、いいアイデアを思いつきたいのでしたら意図的に上記4つの行動を行い『DMN状態』になれるように行動をしてみてください!!

いいアイデアが降りてくるかもしれませんよ?

DMNでひらめいた偉人たち

世間一般で知られている偉人も『DMN』で閃いていた!?

ということで、簡単に『DMN』に関しての紹介をしてまいりましたが、続いては世間一般で知られている『あの偉人』もDMNの状態の時に『いいアイデア』を思いついていたというエピソードを簡単に紹介したいと思います。

発明王『トーマス・エジソン』

かの発明王、トーマスエジソンは『うたた寝』をよくしていたと言われています。

エジソンが使用していたのは、『手にボールを持ってうたた寝しボールが手から落ち床に落ちた音で起きる。』という手法です。

『覚醒状態からDMN状態になり脳の情報を整理し、完全に眠ってしまった途端ボールが落ちてその音で目が覚め、結果としてアイデアが生まれる』というメカニズムです。

The Beatles『ポール・マッカートニー』

続いては世界的人気バンドの『The Beatles』のポール・マッカートニーのエピソードです。これも有名なエピソードなのですが、ポール・マッカートニーも『夢の中で聞いたことのない音楽聞こえてきた』という体験をしており、この夢の中で聞こえてきた楽曲をヒット曲にしています。

その曲が『Yesterday』という名前の曲で、今でも世界中の人が聴いている楽曲です。

『いいアイデア』を思いつくためのプロセス

『「ぼーっと」している』だけでは何も思いつけない

ある程度の『情報量』と『熱意』が必要

『「ぼーっと」している状態』になればいいアイデアが思いつけると聞くと『ただ、『何も考えなければいいんだー!!楽じゃん!!』と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、実はただぼーっとしていればいいあアイデアを思いつけるわけではありません。

ある程度の『情報量』が頭の中に蓄えられており、これらの情報から何かをひらめこうという『熱意』がないと何も閃くことができません。

情報量:何事にも材料が必要である

いいアイデアを思いつくためには『ある程度の情報量』が必要だと先ほど言いましたが、やはり、質が高いアイデアを思いつくためには『正しい知識のストック』をある程度蓄えておく必要があります。

これは当たり前のことですが、『いいアイデア』というものにはそのアイデアを思いつくためにつかわれた『材料となる知識』が必要となります。

例えば、『素晴らしいインターネットサービス』を思いつくのには『インターネットとは何なのか?』という知識が必要になりますよね?

このように、何か『実用的ないいアイデア』を思いつくためには基礎となる基礎知識が必要となります。

情熱:必要のない情報は簡単に忘れ去られる

DMNを用いていいアイデアを生み出すために必要なもののもうひとつは『熱意』です。

熱意と言われると『おいおい精神論かよ。』と思う方もいらっしゃるかもしれませんがこれは精神論ではなく、『ある程度、熱意がないと脳がせっかくストックした知識を「無駄な情報」と認識して消去してしまう』から熱意が必要となってきます。

人間の脳は常日毎から大量の情報を処理しています。その過程で『必要な情報』と『不必要な情報』に分類して『不必要な情報』を消去してしまいます。

なので、ある程度は『目的意識』がないとアイデアが欲しい分野での情報の統合が行われず、いいアイデアが思いつきづらくなってしまいます。

従って、本当にいいアイデアが欲しいのであれば『アイデアを出したい分野に情熱を持って取り組み、常日頃からその分野についての試行を行う必要がある』と言えます。

このように『熱意』を持つことによってDMN状態の『ふとした瞬間』にいいアイデアが生まれてくるのです。

アイデアを出すための段取り

実際に『いいアイデア』をひらめくための手順

『情報量』と『熱意』を両手にアイデアをコネコネしよう!!

それでは実際にいいアイデアをひらめくための手順をご紹介したいと思います。

  1. ひらめきを得たいことに関する分野に関する『情報』をできる限り調べる。
  2. 調べたことについて考察をする。
  3. これ以上が考えられないというところまで考え抜いたら考察をやめ、アイデアが湧いてくるのを待つ。
  4. 散歩したり、シャワーを浴びたりリラックスしたり自由に過ごす。

これが実際の手順です。重要なところは、特定のテーマについて『熱意を持って情報を蓄え、除法を吟味する』ことです。

その理由は先ほどにも説明した通り、ちゃんと継続して同じテーマについて考えていないとその思考や得た知識を『脳が必要ない情報として認識してしまう』ためです。

そして、頭の中で蓄えた情報を吟味し思考を繰り返すことによって頭の中で『情報がミックス』されていいアイデアが生まれてきます。

なので、いいアイデアをひらめくのは中々苦しい道のりを歩む必要があるのです。

最後に:楽な道は存在しない

いいアイデアは簡単には手に入らない

茨の道を進んでいこうぜ!!

さて今回の記事では、『いいアイデア』をひらめく方法についてまとめました

今回の記事の内容を簡単にまとめると、

  • DMNは通常の15倍のエネルギーを消費する。
  • DMNはリラックスしている時になる。
  • 歴史上の偉人はDMNを使用していた。
  • DMNの力を借りるには『物事本気で取り組む』必要がある。

というようになります。

いいアイデアを生み出すためには『しっかりとした知識の土台』と『試行を続けるために熱意』というお話でしたね!!

やはり、素晴らしい発明やアイデアはなにもないところからは生まれないということですねー。

いいアイデアを求める人は、是非とも自らの意思で茨の道を歩んで行くようにしましょう!!私も頑張ります!!

ということで、今回の記事の内容は以上です!!ありがとうございました11



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