読書

【書籍紹介】答えなき時代に真実を見極める『推論力』を鍛えよう。| 帰納法・演繹法・アブダクション

SHIZUYA

【書籍紹介】答えなき時代に真実を見極める『推論力』を鍛えよう。| 帰納法・演繹法・アブダクション

スポンサーリンク
<script async src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js"></script> <ins class="adsbygoogle" style="display:block; text-align:center;" data-ad-layout="in-article" data-ad-format="fluid" data-ad-client="ca-pub-7088352219215007" data-ad-slot="9298598222"></ins> <script> (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); </script>

書籍紹介『「推論」の技術』

情報過多で不確実な世界で生き残るには『推論力』が必要!?

どうも皆さん御機嫌よう!!今回の記事では書籍の紹介をしていきたいと思います!!

突然ですが、皆さんは『推論』に興味を持ったことはありませんか?

わたしは『色々な情報が目の前にあるけどどの情報が大切からわからなくて正しい判断が下せなかった』、『目の前の出来事に何を見ればいいのか判断できない』などと『推論能力があれば解決できたのに…。』という状況に何度か陥ったことがあります。

ちなみに推論とは、

  1. 関係のある他の事柄にまで議論を及ぼすこと。論及すること。
  2.  一つの判断から推して他の判断を導くこと。既知の事柄を基準として未知の事柄を論じること。

という意味が存在し、『ある事柄や事象から因果関係を見出して判断を下すこと』です。

インターネットが普及して様々な情報に触れらるようになった現代、何が真実で何が嘘なのかを判断し、行動を起こすには推論をする能力、すなわち『推論力』を身につける必要があると言えます。

今回紹介する書籍では、『未知の事柄に対して筋道を立てて推測し、論理的に妥当な結論を導き出す力』である『推論力』を養うことができますので興味があれば是非とも読んでみてください。

今回紹介する書籍:「推論」の技術

書籍の概要の紹介をします!!

「推論」の技術:書籍全体の構成

書籍全体の構成

  • 第1章 可能性を広げる推論力ー今後希少性が高まるスキル(推論力とは何か?/なぜビジネスに推論力が必要なのか? ほか)
  • 第2章 「優れた洞察」を生み出す推論法ー帰納法(帰納法とは何か?/帰納法を扱う際の留意点 ほか)
  • 第3章 「予測と検証」を可能にする推論法ー演繹法(演繹法とは何か?/演繹法を扱う際の留意点 ほか)
  • 第4章 「仮説」を生み出す推論法ーアブダクション(アブダクションとは何か?/アブダクションを扱う際の留意点 ほか)
  • 第5章 成果を倍増させる「推論力の合わせ技」(「帰納法」と「演繹法」の合わせ技でビジネスの一貫性を保つ/「帰納法」と「演繹法」の合わせ技で提案力を身につける ほか)

推論の3つの基礎『帰納法』『演繹法』『アブダクション』

推論には『3つの基礎』が存在する。

今回紹介させていただく『「推論」の技術』という書籍の中では『推論の3つの基礎』という推論をするために必要な方法を3つ紹介されています。

さらに『推論がなぜ必要なのか?』、『推論ができると何ができるようになるのか』についても解説されていますので、、この書籍を読むことで『答えがなく複雑な現代社会の中で自分の頭で考える方法』を知ることができるようになります。

この書籍の中では、『自分の頭考える方法』として、

  • 帰納法
  • 演繹法
  • アブダクション

の3つの推論の技術が紹介されており、『考え方』や『注意点』、『ビジネスでの活用方法』が紹介されています。

今回の記事では上記の3つの推論法における基本的な考え方を紹介してきたいと思います!!

帰納法とは何か?

帰納法の考え方

それではまず、『帰納法』について紹介していきたいと思います!!

帰納法とは『複数の事実から共通点を発見して結論を導き出す推論法』として書籍の中で紹介されています。

例えば、

  1. りんごは甘い
  2. メロンは甘い
  3. ぶどうはあまり

という3つのの事例があるとします。これらの事例の中から共通点を探して結論を導き出します。

上記の3つの事例に共通していることは『フルーツであること』『甘い』ということです。これらの共通点から『フルーツはどれも甘い』という推論を行い『フルーツは甘い』という結論が導き出せます。これが帰納法の例です。

帰納法の注意点

一見簡単そうに思えるかもしれませんが、帰納法には注意点があります。それは事実に偏りがある場合には間違った結論を導き出してしまう恐れがあることです。

まさしく上記の3つの事象がそれに当たるのですが、皆さんはお気づきになりましたか?

上記では3つの事例では『3つのフルーツ全てが甘いからフルーツは甘い』という結論を導き出しましたが、『甘くないフルーツのことを考慮していない』のです。

甘くないフルーツとしては、『レモン』、『グレープフルーツ』などが存在します。これらもフルーツとして分類される食べ物なので、『フルーツは甘い』という結論は間違いであったということがわかります。

ゆえに、帰納法は自分が取り扱っている情報に『偏りがあるかどうかを見極める必要性』があるのです。

演繹法とは何か?

演繹法の考え方

続いては演繹法について紹介していきたいと思います!!

『演繹法』とは『前提となるルールに物事を当てはめて結論を出す推論法』のことを指しており、『ルール』一般的に正しいとされている常識のようなものを指しています。

例をあげますと、

  1. フルーツは食べられる
  2. りんごはフルーツである。
  3. よってりんごは食べられる

ということになり、『フルーツは食べれらるよね。そう言えばりんごってフルーツだよね。じゃぁりんごは食べられるね』ということができます。これが演繹法です。

演繹法の注意点

当然ながらこの演繹法にも注意すべき点が存在します。それは『前提となるルールが間違いである』場合には正しく推論できない。』という点です。

上記の推論では『りんごはフルーツだから食べられる』となりましたが、『もしもフルーツが腐っていたら』どうでしょうか?腐っているフルーツは食べられませんよね?

このように、ある特定の条件が付け加えらることによって推論によって下した結論は間違いであるということが起きてしまします。

アブダクションとは何か?

アブダクションの考え方

最後は『アブダクション』という推論方法について紹介していきたいと思います。

アブダクションとは『「起こった現象」に対して「法則」を当てはめ、起こった現象をうまく説明できる仮説を導き出す推論法』として書籍の中で紹介されています。『法則』というのは因果関係を指しています。

例を挙げるとすると

  1. りんごを一定時間放置していたら腐った。
  2. メロンを一定時間放置してたら腐った。
  3. ぶどうを一定時間放置していたら腐った。

という3つの事例が存在するとします。この3つに共通するのは。いずれの食べ物も『時間が経ったら腐った』ということですね。この『時間が経つと腐る』という因果関係から『食べ物は時間が経つと腐る』ということができます。

アブダクションの注意点

アブダクションにも注意すべき点が存在します。『それは演繹法と混同しやすい』という点です。

演繹法は『もし〇〇なら××がになる。Aは〇〇だった。よって、Aは××になるだろう』というように、一般的に正しいとされる前提から推論をしていく方法だったのですが、アブダクションは異なりあます。

アブダクションでは『××だった。〇〇なら××になるというルールがある。よって、××は〇〇だったに違いない』という起こった事象に法則を当てはめて推論をしています。

これらの使い道を間違えると、間違った結論を下しかねないので注意しましょう!!

書籍の中では推論法をビジネスに応用する方法が紹介されています!!

さてさて、ざっくりと『「推論」の技術』という書籍の中で紹介されている『推論の三つの基礎』について紹介させていただきましたがいかがでしたでしょうか?

『帰納法』と『演繹法』そして『アブダクション』の3つは推論するにあたって必要なものなので、是非とも会得しておきたいものです!!

ちなみに『「推論」の技術』という書籍ではこれらの推論法を『ビジネスに応用するための方法』が紹介されていますので、自身の仕事や副業などで役に立つ情報がきっとあると思います。

 『「推論」の技術』を実際に読んで推論の勉強をしよう!!

 終わりに:推論力を鍛えて的確な判断を!!

推論力は本当に大切なものに気づくためのツール!!

今回の記事では、『未知の事柄に対して筋道を立てて推測し、論理的に妥当な結論を導き出す力』である『推論力』を養う必要があるというお話と、推論力を身につけるために読むべき本の紹介。そして、推論における『3つの基礎』について簡単に紹介させていただきました。

推論の能力は情報で溢れかえった現代社会の中で『自分の頭で考えて決断する力』にもなると思いますので、わたし自身も日常の中で推論能力を磨いていきたいと考えています!!

皆さんも是非とも、推論能力を身につけて実生活の役に立ててみてください!!一緒に頑張りましょう!!

ではでは!!

TOPIC

おすすめ記事

 

スポンサーリンク
<script async src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js"></script> <!-- kuboAds --> <ins class="adsbygoogle" style="display:block" data-ad-client="ca-pub-7088352219215007" data-ad-slot="4678974161" data-ad-format="auto" data-full-width-responsive="true"></ins> <script> (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); </script>
ABOUT ME
SHIZUYA
SHIZUYA
記事URLをコピーしました