心理学・雑学

【心理学】一貫性の原理:仕事から恋愛まで使える‼︎人間関係を有利に進める方法・テクニック

【心理学】一貫性の原理:仕事から恋愛まで使える‼︎人間関係を有利に進める方法・テクニック

一貫性の原理:心理学で最も『単純』で最も『効果のある』テクニックを紹介しよう

一貫性は人間の行動原理そのものである

どうも皆さん御機嫌よう!SHIZUYAです!!今回は心理学に関する内容の記事をやっていきますよ!!

今回紹介する内容は『一貫性の原理』という心理学テクニックとしては最もメジャーで効力の高いものです。

突然ですが皆さんは

  • 一度決めたことは最後までやり通す
  • 考えを簡単に変える人間はダメなやつだ
  • 人間の行動は守備一貫している必要がある

という以上の3つの項目に対してどのように考えますか?

おそらく多くの人は上記の3つは正しいことであると考えると思います。

ですが、果たして本当にそうでしょうか?確かに物事に足して常に一貫性を貫き通すのはかっこいいことであるかの様に思えますが、少し視点を変えてみると愚かであるとも考えれます。

例えば、先ほどの3つの例を別の角度から言い直してみましょう。

  • 見当違いで無意味なことでも最後までやり通す
  • 間違っていると分かっていても考えが変えられない
  • 臨機応変性を捨ててまで行動を首尾一貫する必要がある。

いかがでしょうか?少し悪い方向に印象を変えただけで「一貫性」という言葉ただの「頑固」または「意地」でしかないということに気づけると思います。

ですが、なぜ私たちは『一貫性のある人間は素晴らしい』というように直感的に考えてしまうのでしょうか?

答えは、『私たちに人間には本能的に一貫性を求めてしまう』からです。

今回の記事では人間の一貫性を重視する本能である『一貫性の原理』の概要と応用方法についてお話ししていきたいと思います!

一貫性の原理の概要

一貫性の原理とは人間に埋め込まれた本能

人間は行動や現象が一貫性を持たないと『不快感』を覚える

それでは早速『一貫性の原理』についての詳しい紹介をしていきたいと思います。

先ほども説明した通り、人間という生き物には『行動や現象に一貫性がないことに不快感を覚える』という本能が備わっています。

その理由は諸説ありますので今回の記事では説明は省きますが、社会的にも『首尾一貫している人間は信用に値する』という風潮があるので、その様に振る舞うことが生存性略としては最適であるとは考えられます。

現に私たちは『意見を二転三転させる人間』や『内容が首尾一貫しておらず矛盾を感じる』ような人間には不信感を抱く様になっていますよね。

人間は『自分の発した言葉』や『他者からのイメージ』に沿って行動を決定する

私たち人間は一貫性の原理によって『自分が発した言葉や決意』や『他者からのイメージやセルフイメージ』などに沿って行動をする様になります。

皆さんは他人と約束事をした際には『約束を守らないと気持ち悪い』とあ『罪悪感が湧く』などように不快感を覚えると思います。

それと同様に『自分は周りの人から真面目な人間だと思われている』と感じている場合には不真面目な行動をとりにくくなると思います。

これらのことからも私たち人間というのは『自分の行動があらゆることに良いて首尾一貫していないことに不快感を感じる』ということができます。

一貫性の原理:ビジネスや恋愛に応用する方法

誘導した方向に『Yes』を積み上げる

普段から自分が望む方向に『Yes』と言わせることで成功率がアップする

では続いて一貫性の原理をビジネスや恋愛の場面で応用する方法について紹介していきたいと思います。

再度繰り返しますが、私たち人間には物事を首尾一貫させることを好む人間です。これを日常生活の場面で応用する簡単な方法は『Yes』を積み上げることです。

例えばあなたが『少しパソコンに関する教養があるひと』に対してパソコンを売りた場面であるならば

  1. パソコンに詳しいんですね!(自尊心を煽りながら)
  2. ではやはり購入するなら高性能なパソコンが必要になりますね(自尊心をさらに煽る)
  3. ならこちらのパソコンはお客さまにおすすめですよ‼︎

という感じで徐々に相手に『プライド故に断りずらい内容』を交えながら『Yes』を引き出すことによって成功率が少し高くなります。

連絡先を交換したい場合

恋愛の場面において一貫性の原理を用いて連絡先を交換するのであらば、相手の警戒心を解きながら話を進める必要があります。

多くの人は自分に対して『自分は慎重な人間である』というセルフイメージを持っています。対人関係で相手を見極める場面においては尚更です。

次の場面は『連絡先を交換したい人が「海外ドラマ」を見ることが好き』というシチュエーションで話を進めていきたいと思います。

  1. 海外ドラマって見る?(共通の趣味)
  2. 最近面白い海外ドラマを見つけたんだけど紹介してもいい?(嫌だとは言いにくい)
  3. 普段はどんなジャンルのドラマを見るの?(好きなことを話すのを人間は好む)
  4. へぇ!それ面白そうだね!詳しく教えてよ!(相手からの情報開示)
  5. 今後も意見を参考にしたいからよかったら連絡先教えてよ(本命の要求)

少し雑ですが、以上のように具合に『小さなYES』を積み上げながら本命の要求まで話を持っていくことが好ましいと考えられます。

上記の例は相手がどのような趣味思考を持っていても応用できますので是非参考にしてみてくださいね。

相手に寄り添う:相手が『一貫性の欠如』に悩んでいる場合の対処法

人間は『自分像』に沿った動きをし、それから乖離した場合にストレスを抱える

一貫性の原理により人間は『自分のセルフイメージに沿った動き』をするようになります。

例えば自分のことを『整理整頓が得意だ』と考えている人は整理整頓に対して注意深くなりすまし、『自分の血液型はA型だ』と周りに自慢げに言っている人は世間一般が抱く『A型人間』の様な行動をとることが多くなるでしょう。

このように、人間は『自分が考える自分像と相手から思われているであろう自分像』にそって行動をする様になるのです。

しかし、この一貫性が崩れた時に人間の精神は結構なダメージを受けることになります。

例を挙げるならば『自分は几帳面でミスをしない人間であるし、他の人もきっと自分のことをその様にみている』と考えている人がある日大きなミスをしてしまった場合、かなり精神に負荷がかかり自信を喪失しますよね。

逆に『自分は雑な人間で細かい仕事ではよくミスを犯す』と考えている人が同じようなミスをしてもあまり凹む姿は想像できません。

これは自分のセルフイメージから大きく逸脱していないからなのです。

他人の『自分像』を把握してフォローする。

さて、人間は自分の『自分像』から逸脱するとストレスを抱えるという点についてはご理解していただけたと思いますので、続いてはこれを日常生活の対人場面で生かす方法を紹介しましょう。

その方法は

  • 相手が自分に対して抱いている『自分像』を推測し把握する
  • 相手のミスや外部的要因によりそれが脅かされそうな時はフォローする

というものになります。

例えば、先ほどと同じように『自分は几帳面でミスが少ない』と思っているであろう人が。仕事で大きなミスをしてしまった時には、

『いつも真面目に頑張っているから疲れてるんじゃない?少しリフレッシュしてきたら?』

などのように『几帳面さを肯定』しながらのフォローをしてあげることによってその人の自尊心が保たれるようになります。

他にも例を挙げるならば

  • 『自分は几帳面だと思っている人がミス』→いつも気を張ってるから疲れてるんじゃない?
  • 『自分は頭がいいと思っている人がミス』→きっと考えすぎたんだね
  • 『自分はモテると思っている人がフラれる』→相手は見る目がないね

というように相手が欲しい言葉をかけてあげれられる様にするときっと人間関係がうまく発展んしていくことでしょう。

終わりに

一貫性の原理を使って人間関係を豊かにしよう

今回の記事では人間の一貫性を重視する本能である『一貫性の原理』の概要と応用方法についてお話ししいてきましたがいかがでしたでしょうか?

人間という生き物は柔軟な様に思えて実は、硬い生き物であるということがお分かりいただけたと思います。

今回の内容をサクッとまとめますと。

今回のまとめ
  • 人間は行動や現象に一貫性がないと不快感を覚える
  • 会話の中で相手にうまく肯定させることによって関係が深まる
  • 人間は『自分像』に沿って行動し、それが損なわれるとストレスを感じる
  • 相手の『自分像』を把握し、フォローすることによって相手が救われる

という感じになります。

他人の趣味嗜好や『自分像』をうまく把握することができれば、それに沿って行動するだけなので案外難しいことではないと思います。

ぜひ今回紹介した内容を参考に人間関係を充実させていってください!!

ということで今回の記事の内容は以上です。最後までお付き合いいただきありがとうございました!!次の記事でお会いしましょう!!ではでは!!

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