【書籍紹介】議論に打ち勝つためのテクニック/口喧嘩や議論での論破力を身に受けよう!
書籍紹介『レトリックと詭弁 禁断の議論術講座』
口論で打ち勝つための禁断の手法が書かれている書籍を紹介します
この本を読めばあなたも”論客”になれる
どうも皆さん御機嫌よう!SHIZUYAです!!
突然ですが、皆さんは”議論”は得意でしょうか?
議論と言いますと、“自分の考えを述べたり他人の考えを批評したりして、論じ合うこと。”というものでして、自分の考えや理論で相手と会話でやり取りをすることをさします。
しかし、議論というのは結構難しいものでして、自分の中でしっかりと筋の通った理論が出来上がっていないとわずかな隙をつかれて打ち破られてしまいます。
さらに、議論がうまい人というのは”相手を論的に丸め込める”ことにも長けており、そのような人と議論をしていると、なかなかこちらの主張をさせてくれなったり、こちらは何も悪くないのになぜか悪者にされたりと、なかなか厄介な存在です。
今回紹介する書籍は、
”議論に打ち負かされたり、自分に非がないにも関わらず二者選択を迫られたり、説明責任を負わされたりといった、屈辱を負わせてくる人がどのような手を使ってくるのか、そうすれば対抗できるのか”
ということについて書かれた書籍『レトリックと詭弁 禁断の議論術講座』という書籍を紹介していきたいと思います!
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書籍の内容:まずは書籍の概要を知ろう
『レトリックと詭弁 禁断の議論術講座』の書籍構成
- 第1章 議論を制する「問いの技術」(赤シャツの冷笑ー問いの効果/カンニング学生の開き直りー「問い」の打ち破り方 ほか)
- 第2章 なぜ「問い」は効果的なのか?(村上春樹の啖呵ー相手の答えを封じる問い/臼淵大尉の鉄拳ー言質を取るための問い ほか)
- 第3章 相手を操る弁論術(ナポレオンの恫喝ー多問の虚偽と不当予断の問い/丸山眞男の対照法ー選択肢の詐術 ほか)
- 第4章 「論証」を極める(プラトンの不安ー論争における「根拠」/夏目漱石の摩り替えー論点の摩り替えその2 ほか)
- 第5章 議論を有利にするテクニック(清水幾太郎の喧嘩ー“tu quoque”の技術/丘浅次郎の後出しー発言の順番 ほか)
議論で最も有効なのは「問い」である

”問い”は最強の議論戦術の一つ
今回紹介する『レトリックと詭弁 禁断の議論術講座』という書籍では、議論において相手をやり込めるためのあらゆるテクニックが多く紹介されています。
その中でも”問い”というテクニックが一番簡単かつ強力なので、この記事で簡単にご紹介していきたいと思います。
多くの人は”問い”とは、ただ単に相手から情報を引き出すためのものだと思いがちですが、うまく使うことによってかなり強力な議論戦術となり得るのです。
相手を詰める際には”問い”が最強の武器になる。
続いては、あなたに”問い”の強力さを実感していただくために簡単な例を交えながらお話ししていきたいと思います。
例えば、あなたが家族が買ってきた限定品のお菓子を勝手に食べてしまい後日追求されることになりました。
その際に以下の2パターンで責められたとします。
- ”勝手に食べるなんてひどい!!最低!!”
- ”なんで勝手に食べたの?自分のものじゃないとわかってたよね?分かっているのに勝手に食べたの?”
さて、以上の2パターンではどちらが返答に困るでしょうか?おそらく後者の質問攻めすよね?
一体なぜなのでしょうか?
何故「問い」は議論において有効なのか?

否定しても肯定してもこちらが不利になる
それでは早速、先ほどの
”なんで勝手に食べたの?自分のものじゃないとわかってたよね?分かっているのに勝手に食べたの?”
という”問い”が私たちにとって居心地の悪いものなのかについて説明していきましょう。
上記の”問い”の厄介なところは”問い”に対して否定しても肯定しても相手からのさらなる追求が待っていることが容易に想像できるから”です。
否定した場合
まずは否定した場合を考えてみましょう。あなたが上記の質問に否定で答えた場合、おそらく相手は、
- ”じゃあ、どうして食べたの?”
- 自分の物と相手の物を区別するほどの知能を持ち合わせていないの?
などのように”新たに説明責任”が生じたり、自分の能力が低いことを認めてしまうような発言を促されてしまいます。
肯定した場合
もし、あなたが質問の内容を肯定してしまった場合、あなたは自分が”他人の物と分かっているのに勝手に食べるような人間”であることを認めてしまうことになります。
こうなってしまっては、もうどうしようもありません。
素直に謝るか、逆ギレするしかありませんね(笑)
書籍を読むことによって得られる議論戦術
議論戦術を身につけて論客になろう!
続いては、『レトリックと詭弁 禁断の議論術講座』を読むことによって身につけることができる、理論戦術を紹介していきたいと思います。
この書籍の中で書かれている内容は基本的には”問い”をうまく活用した議論戦術になるのですが、幅広い活用方法が紹介されており、他にも多くの議論戦術が紹介されていますので、この本一冊読むだけできっとあなたも議論が得意になるはずです。
書籍を読むことによって身につけられる議論戦術
- 『問い』を活用して相手を詰める戦術
- 『問い』で相手の発言の内容を捻じ曲げる方法
- あえて分かっていることを質問する利点
- どちらも選択できない二者選択を強いる方法
- 相手に説明義務を負わせる方法
- 思わせぶりに嘘をついて説得力を持たせる方法
上記はこの書籍を読んで得られるであろう議論戦術の中でも、特に私が面白いと思った内容たちです。
もちろんこれ以外にもさまざまな議論戦術や、その具体的な例が紹介されていますので是非一度、書籍を読んでみてくださいね!!
終わりに
議論戦術を学ぶことことは自己防衛にもなる
さてさて、今回の記事では『レトリックと詭弁 禁断の議論術講座』という、”議論に打ち負かされたり、丸め込まれる”と言ったことを回避するため方法が書かれている書籍を初回させていただきました。
私がこの書籍を読むに至ったきっかけは”私の職場にいるクソ野郎を論破して屈辱を味わせてやりたい”という不純な動悸でしたが、いざ読んでみると議論をすることの奥深さや、いきすぎた議論の問題性など色々なことに気づくことができて色々な気づきを得ることができました。
もちろん。職場のクソ野郎は自尊心を叩きのめしてギッタンギッタンにしてミンチにしてやりたいという考えは変わりませんがね(笑)
また、この書籍を読むことは”あなたを論破して陥れようとしてくる輩”から身を守るための自己防衛にもなりますので、議論に自信がない人や、常に言いくるめられてしまう人には必読の書籍であるといえるしょう。
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