【危険】水の飲み過ぎによる命の危機”水中毒”の恐ろしさ/正しい水の飲み方を心得よう。
水の飲み過ぎはかえって”健康被害”を引き起こす
体には適切な”水分量”というものがある
正しい”水分補給”についてお話しします。
私たち人間の身体のほとんどは水からできており、日々の水分補給は私たちの命を繋ぐために欠かせない大切な習慣です。
近年では”水を飲むと痩せる”とか”水を飲むことは美容にいい”などの『水を飲んで健康になろう!』という流行りがありますよね。
確かに水を飲むことは健康に摂ってはすごく大事なことで正しく飲み続ければ健康な肉体を手に入れることができるでしょう。
しかし、必要以上に水を飲んでしまうとかえって体調不良を招き、最悪の場合には”死に至る”恐れもあるのです。
今回は水の飲み過ぎによる”水中毒”に関してのお話と、正しい水の飲み方についてお話しして行きたいと思います!!
”水中毒”の危険性とそのメカニズム
”水の飲み過ぎ”は最悪の場合に命の危険を及ぼす
人間の体には”適切な塩分濃度”というものがある
人間の体の大半は”水”でできています。その大半は”血液”などの体液です。水分は体にとってとても重要なもので極端に消耗しては命に危険が及びます。
しかし、水だけを摂り続ければいいのか?という訳でもなく”塩分濃度”も考える必要があります。
塩は体内では”塩化物イオン”と”ナトリウムイオン”という二つの形で存在しておりそれぞれのバランスが適度に保たれていることで私たち人間は生活をすることができています。
従って、”塩分をとりすぎる”または”水分を取りすぎる”などの体内の塩分濃度を極端にしてしまう行為をしてしまうと身体にさまざまな異常をきたしてしまうのです。
”水分の摂りすぎ”は体内のナトリウムの濃度を著しく低下させてしまう。
”水中毒”は水分を取りすぎることによって”体内のナトリウムイオン濃度”が低下してしまうことで引き起こされる症状です。
ナトリウムイオンが低下してしまうと”低ナトリウム血症”に陥ってしまうのですが、これが世間一般では”水中毒”と呼ばれているものです。
通常、水分を摂り過ぎてしまった場合には尿などによって水分が体内に放出されて塩分濃度は調整されるのですが、何らかの要因によって体内の機能が低下しているときに”低ナトリウム血症”が引き起こされるとされています。
最悪の場合には命を落とす
”低ナトリウム血症”は基本的には無症状なのですが、脱水が進むにつれて徐々に症状が現れてきて、重症の場合は命の危険にもつながります。医学的には塩分濃度が”136mEq/L未満”の場合に診断されます。
低ナトリウム血症の症状
- 軽度:軽い疲労感や倦怠感
- 中度:頭痛、嘔吐
- 重度:痙攣、昏睡、死亡
例え、初期の段階では無症状でも、徐々に体内のナトリウム濃度の低下が進んでいくことによって気がついた頃には重い中毒症状が現れていることもあるので摂取する水分量には気をつける必要があるといえます。
排出量を上まるほど水分を摂取し続けると危険
先ほどにもお話しした通り、通常であればナトリウム濃度が低下した際には尿などで水分が体外に排出されて調整されるのですが、体内の処理能力を超過して水分を摂取し続けた際にはどんなに健康な人でも”低ナトリウム血症”に陥ってしまいます。
従って、自分の体に合った量に合わせて適度に摂取する必要があるのです。
つづては、”低ナトリウム血症”にならないための”正しい水分補給の仕方”についてお話しして行きたいと思います。
正しい水分補給の仕方
1日の適切な水分摂取量を守る
体重”1kg”につき約”35ml”が水分摂取労の適量
水中毒こと”低ナトリウム血症”になることなく健康的に水を飲むには”自分の体にあった量の水を飲む”必要があります。
基本的には体重”1kg”あたり”35ml”の水が適量だとされており、人によって適切な水分施主量は異なるのです。
体重 | 適切な水分摂取量の目安 |
40kg〜45kg | 1.4ℓ〜1.6ℓ |
46kg〜50kg | 1.6ℓ〜1.8ℓ |
51kg〜55kg | 1.8ℓ〜1.9ℓ |
56kg〜60kg | 2.0ℓ〜2.1ℓ |
61kg〜65kg | 2.1ℓ〜2.2ℓ |
66kg〜70kg | 2.3ℓ〜2.5ℓ |
71kg〜75kg | 2.5ℓ〜2.6ℓ |
76kg〜80kg | 2.7ℓ〜2.8ℓ |
81kg〜85kg | 2.8ℓ〜3.0ℓ |
適度に塩分を摂取する
先ほどにもお話しした通り、人間の体にとって重要なのは”塩分バランス”です。このバランスがずれてしまってはいくら水分を取ったとしてもかえって健康被害を及ぼしてしまいます。
まぁ、塩分に関してはそこまで厳密に量を定めることはないのですが、成人の塩分摂取量のの目安は下記を参考にしてください。
- 成人男性:7.5g未満
- 成人女性:6.5g未満
上記の量はあくまで目安です。塩分は食事の中にも含まれているので正確に分量を測るのはとても難しいと思いますので、適度に気が向いた時に水分補給とセットで摂取するのが望ましいでしょう。
注意!”カフェイン入り飲料”や”お酒”は水分補給にはならない
”水分補給のためにコーヒーを飲もう!!”という考えている人もいらっしゃるかもしれませんがちょっと待ってください。
実は”コーヒー”や”緑茶”などのカフェイン入りの飲料には”利尿作用”がありすぐに”尿”として排出されてしまうため水分補給には適していません。
そして”お酒”に含まれる”アルコール”にも利尿作用があるため、くれぐれも水分補給の代わりに摂取することは避けてください。
以上のことから、水分補給を目的とするのであれば”カフェインレス”の飲料を飲むようにしてくださいね。お酒は論外です。
終わりに
万が一体調が悪くなったらすぐに病院に行きましょう。
少しずつ”水分摂取量”を増やしていくことをお勧めします。
今回の記事では”水分の過剰摂取によって生じる水中毒(低ナトリウム血症)”についてのお話をしてまいりました。
水分は人間にとって必要不可欠な成分でなのですが、意外なことにとりすぎは返って体の異常を招き最悪の場合には命を落としてしまうなんて意外でしたでしたよね。
水に限らず人間が飲食する栄養素には”致死量”というものがあり過剰摂取をしてしまうことで命の危険を招くことを覚えておくと良いでしょう。
きちんと自分の身体に合った水分を摂取量を意識して日々水分を取り続けるようにしてください!!
ということで今回の記事の内容は異常です!!ありがとうございました!!
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