知識・教養

【勉強】音楽を聴きながらの勉強はよくない!?集中力と学習能力を高める音楽の使い方は?

”勉強をするときは必ず音楽を聴きながら”と言う人は結構いるでしょう。

音楽を聴いていることによって、退屈な勉強も少し楽しくなって捗ったように感じますよね。私も学生の頃はそうやって勉強をしていました。

ですが、なんと”音楽を聴きながらの勉強”は結構効率の悪い勉強方法だったりします。

今回の記事では”音楽が勉強に与える影響”と”正しい音楽の聞き方”について簡単に紹介していきたいと思います!!

【勉強】音楽を聴きながらの勉強はよくない!?集中力と学習能力を高める音楽の使い方は?

音楽を聴きながらの勉強は学習能力を下げる?

音楽は学習効率を下げる可能性がある

音楽を聴いた時の”高揚感”が勘違いをさせる

音楽を聴きながらの勉強をしている人は結構いらしゃると思いますが、実はこれは学習能力を低下させてしまう原因だったのです。このような主張すると結構多くの人が反論をしてくるのですが、実は”集中できているだけ”という勘違いだったりするのです。

音楽を聴きながら勉強をしていると”脳がリラックスして高揚感”を得ることができるのですが、これが私たちに”勉強が捗っている!!”と勘違ししまいます。

この原因は私たちの脳は”一度に一つのことしか考えられない”という性質があるからです。

人間の脳は一度に一つのことしか考えられない

近年は”マルチタスク”という言葉が流行っていおり、”ながら〇〇”などの行動を行う人が結構増えてきています。

ですが、人間の脳はそこまで優秀にはできてません。

例えば、音楽を聴きながら車をしているときには”車を聞きながら音楽を聴いている”のではなく、実際は”運転と音楽との間で超高速な意識の移動”があるだけと言われています。

『音楽を聴きながら運転ができるなら勉強だってできるだろ!!』と考える人もいるかもしれませんが、これは”慣れた道”だからこそであり”全く知らない道”では結構難しいことなのです。

そもそも、本当に集中している時には”音楽なんて聞いていない”

先ほどの話の続きにはなりますが”全く土地勘がない道で迷っている時”には音楽を聴きながらの運転はかなり難易度が上がります。

想像してみてください、あなたが全く知らない土地でを運転しながらカーナビの画面を操作さしている時に音楽を聞けていますか?

おそらくその際には音楽のことなんて頭から離れて”次の道を曲がるのかどうか”の判断を下すのに全神経を集中していると思います。

このようなことから”本当に集中している時は人間は音楽なんて聞いていない”ということができます。

これは、逆にいうと”音楽を聞けている時は集中できていない”と言い換えることができます。

”無音状態”が一番勉強の効率が上がる

無音状態を作って勉強をするようにしましょう。

”音楽を聴きながらの勉強は効率が悪い”ということでしたが、効率が良い環境はどのようなものを言うのでしょうか?気になりますよね。

結論から申し上げますと、『無音状態』です。

無音状態で勉強をすることで、”脳のリソース”をすべて勉強に向けさせることができます。さらに、集中し始めるまでの時間を短くすることができますので”本気に集中したい人”は無音状態で勉強をすることを推奨します。

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どれだけ無音状態で勉強したくても環境によっては無音状態を作ることが難しかったりすると思います。

そんな人たちにオススメなのが『ノイズキャンセリング』を搭載しているオーディオデバイスです。ノイズキャンセリングデバイスは機能をオンにするだけで一瞬で周囲の騒音を消してくれるので、場所を選ばずに勉強に完全集中できるようになります。

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集中力を高めるための音楽の使い方

音楽を聴きながらの勉強は必ずしも”悪こと”ではない

音楽が勉強の効率を向上させることもある。

勉強を聴きながらの勉強は”音楽を聞けている間は学習能力が低下している”ということをお話ししましたが、実は場合によっては音楽が学習能力の向上に貢献することもあるのです。

音楽が勉強の役に立つシチュエーション
  • 周囲が雑音で溢れている時
  • 嫌なことがあり気分が落ち込んでいる時
  • 単純作業を行なっている時

それでは上記の内容について簡単に解説していきましょう。

周囲が雑音で溢れている時

不規則なノイズが飛び交っている時には音楽を聴くと集中できる

音楽を聴くことで集中力がますシチュエーションその1は”周囲が雑音で溢れている時”です。

例えば、大袈裟な例にはなりますが”祭りの真っ只中で数学の問題を解こうとする時”などには周囲のノイズが気になって勉強どころではないと思います。

そのような時にこそ”音楽”が役に立ちます。これは音楽が周囲の雑音をかき消す”耳栓”代わりになってくれるからで、集中力を向上させることができます。

嫌なことがあり気分が落ち込んでいる時

気分を向上させて、認知能力をの低下を防ぐ

二つ目のシチュエーションは”気分が落ち込んでいる時”です。

私たち人間は高い知能を持っている人間ですが、気分が落ち込んでいたりストレスが溜まっている時には著しく知能が低下してしまうと言われています。

従って、ストレスなどによる知能の低下を防ぐためにも”勉強をする前に音楽を聴く”ことで気分を回復させ知能の回復を図ることができるのです。

なので、嫌なことがあった時には音楽をどんどん聴くようにしましょう!!

単純作業をしている時

簡単な計算作業を行なっている時は音楽が有効です

3つ目のシチュエーションは”単純作業を行なっている時”です。

退屈な作業を行なっている時って本当に集中力が続きませんよね。これは人間の脳が”変化を好む性質”を持っているからでして、長時間にわたって同じ刺激を与え続けられる人間の脳は集中力を維持できません。

このような時には”音楽”を聴くことで集中力の維持をすることができるようになります。なので、計算ドリルや軽い確認作業の時には音楽を聴きながら勉強をするといいでしょう。

今回のまとめ:音楽を正しく使って勉強をしよう

音楽を正しく使って勉強の効率を向上させよう!!

では最後に今回のまとめをしていきましょう。

今回の記事の内容は音楽が勉強の効率を上げるみたいに勘違いしている人が結構りるということでしたが、場合によっては集中力を低下させてしまう”というな内容でしたね。

ただ、無条件に音楽が勉強の効率を下げてしまうかと言われるそうではなく、気分が落ち込んでいる時や、単純作業をしている時には音楽の力がポジティブに働きます。

さてでは最後に今回の記事のまとめをして記事を締めくくりたいと思います!

今回のまとめ
  • 音楽を聴きながらの勉強は効率が悪い
  • 音楽を聴くことによる高揚感が勘違いさせる
  • ただ、音楽がポジティブな効果を発揮することもある
  • 周囲が雑音で溢れている時は音楽が有効
  • 気分が落ち込んでいる時に音楽が有効

最後にはなりますが、”本気で勉強を頑張りたい”のでしたら音楽を聴きながらの勉強は控えるべきです。できるだけ無音の状態で勉強できる環境を構築しましょう!!

皆さんが勉強で結果を出せることを祈っています!!

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