【健康】運動で脳を活性化する理由は?有酸素運動で脳内物質『BDNF』を分泌させて脳細胞を増やそう!!
運動は脳細胞を増やすの最適な方法

高強度の有酸素運動で脳由来神経性成長因子『BDNF』を分泌させよう!!
高強度の運動は人間の認知能力を高めたり、勉強の効率を最大限に高めるのにとても有効な方法と言われています。
多くの人たちは”認知機能の向上”というと”脳トレ”や”勉強”などの頭を使うタスクをこなす必要があることは理解していると思いますが、運動はそれらの効果を高めるだけでなく”脳細胞の成長”を促して物理的に脳を成長させることができるのです。
運動による脳の成長に一役買うのが脳由来神経成長因子(以下:BDNF)”と呼ばれるタンパク質の一種で、運動によってBDNFが分泌されることによって脳内の神経細胞を成長させてくれると言われています。
BDNFによるメリット
- 神経細胞(ニューロン)が増えて認知能力全般が高まる
- 認知能力が高まり”認知症予防”となる
- 勉強した内容の定着率が高まる
BDNFを増やすにはどうしたらいい?
脳の神経細胞を増やしてくれるBDNFを増やすのに一番最適な方法は冒頭でもお話しした通り”高強度な運動”です。
運動によって筋肉が収縮することによって”アイシリン”という物質が分泌され、この成分が脳に届くことによって”BDNF”の生成を促進することができます。
BDNFの生産に最適な強度の目安は”心拍数”が良い指標となります。具体的な数値としては『220-年齢=最大心拍数(回/分)』が良いとされており運動初心者の人はには結構ハードな内容です。
もしあなたが30歳であれば最新心拍数は『220 – 40 = 190(回/分)』となります。
BDNFを効率よく分泌させるためにも心拍数を意識しながらの運動を習慣にすると良いでしょう。
BDNFの分泌にオススメの運動

HIIT(High Intensity Interval Training)
短時間でできる高強度な有酸素運動
BDNFにの分泌に良いのは”心拍数を高められる有酸素運動”ですが、”ランニング”などの運動は時間がかかってしまうので面倒くさいですよね。
そんな”短時間で有効的な運動がしたい!”という人にオススメなのが『HIIT(High Intensity Interval Training)』という運動です。
高強度インターバルトレーニング(こうきょうどインターバルトレーニング、英: High-intensity interval training, HIIT)とは、インターバルトレーニングの拡張形で、不完全回復をはさみながら高強度・短時間の運動 (無酸素運動) を繰り返すトレーニング方法である。高強度間欠的運動 (HIIE) や スプリントインターバルトレーニング (SIT) や VO2max インターバルトレーニング とも呼ばれる。
”HIIT(High Intensity Interval Training)”は日本語では”高強度インターバルトレーニング”とも呼ばれており最近注目されている運動です。
この運動の一番の利点は”短時間でできる”という点でして、朝の隙間時間などに手軽に行うことができます。
“HIIT”に関してはYouTubeなどで沢山のユーチューバーの人がやり方を解説してくれていますので興味がある人はそちらを参考にしてみてください。
また以下に”HIIT”に関する書籍である”世界一世界一効率がいい 最高の運動”のリンクを貼っておきますので興味がある人はそちらを参考にしてみてください。
世界一効率がいい 最高の運動
終わりに:今回のまとめ

脳を鍛えるためにも日々の生活に運動を取り入れよう!!
今回の記事では”運動でなぜ脳が活性化するのか?”ということをテーマに脳の神経細胞の発達と運動の関係性についてお話ししてまいりました。
脳に有効な運動の中でも”HIIT”が一番効果的ですので、YouTubeや書籍などでやり方を万で日々の生活の中に取り入れるようにしましょう。
今回のまとめ
- 運動をすることによって『BDNF』が分泌されて神経細胞が成長する
- 『BDNF』の分泌には『高強度の運動』が有効
- 『220-年齢=最大心拍数(回/分)』を参考にします
- 『HIIT』が有効である。
- 『HIIT』は短時間で手軽にできるトレーニング
人間の脳細胞は大人になってからも成長すると言われています。しかし、多くの人たちは”大人になって体と脳は退化するばかり”だと勘違いして脳のトレーニングをやめてしまいます。
なので、”大人になってからもの細胞は増える”と分かればトレーニングをする価値は大いにありますよね。
『HIIT』などの運動や心拍数を高くてもてる有酸素運動を日々の習慣に取り入れて脳を成長させていきましょう!!