どうも皆さん御機嫌よう!!
今回は少しブラックな内容の心理学についてお話ししていきたいと思います!!
突然ですが皆さんの周りに”自分のことを天才と勘違いしているバカ”はいますか?
大したこともしていないのに、ことあるごとに自分の有能さを誇示し尊大な態度で周りを見下したりと、そんな人間です。
今回の記事では”バカほど自分を過大評価する”という内容を絡めながら”自分を天才だと勘違いするバカ”が誕生してしまうのかをお話ししていきたいと思います。
【心理学】自分を”天才”と勘違いする”バカ”が生まれるメカニズム。知能が低いと自信過剰になる。
実力が無いのに自分を”天才”と勘違いする人
二つの大きな要因が”バカ”に勘違いをさせてしまう
”論理性の欠如”と”なんでも肯定してくれるインターネット”
”自分を天才と勘違いするバカ(以後:勘違い馬鹿)”は皆さんの周りにもいると思います。
彼らは謎の自信に満ち溢れて、他人を見下します。
大した実力も持ち合わせていないくせに。
このような人間が生まれてしまうのは”論理性の欠如”と”なんでも肯定してくれるインターネット”が原因であると考えられます。
今回はその理由を簡単にお話ししていきたいと思います
自分を”天才”と勘違いする”バカ”が生まれるメカニズム。
- 論理性の欠如が自己評価を増大させる
- インターネットが欲しい情報を提供してくれる
論理性の欠如が自己評価を増大させる
ダニング・クルーガー効果:実際の能力と自己評価の乖離
心理学では”誤った自己評価”に関する有名な実験として”デヴィッド・ダニングとジャスティン・クルーガー”らが行った実験が存在しており心理学の界隈では有名です。
彼らの実験は被験者に対して”ユーモアセンス”、”文法知識”、そして”論理的推論”の3項目の能力を測る実験をし、その後テストの結果にどれくらいの自信があるかを自ら評価させました。
その実験の結果、点数が良かった被験者ほど自己評価を低く見積り、逆に点数が低かった被験者ほど自己評価が高くなる傾向が見られました。
インターネットは欲しい情報を提供してくれる
ネットは間違った情報をも提供してくれる
心理学では”バイアス”という単語がしばしば登場します。
バイアスとは”先入観や偏見から人間の意思決定に偏りを生じさせるもの”と言われています。
例えば、タバコを吸っていていも”自分に限っては健康被害は生じない”と考えるような場合には”正常性バイアス”というものが働いています。
人間は”自分は安全だ”と思いたい生き物なので、目の前の不都合な事実から本能的に目を背けてしまうのです。
そんなバイアスの一つに”確証バイアス”というものが存在します。
確証バイアス:自分を肯定してくれる情報ばかりに目がいく
確証バイアスとは、自分が抱いている”意見”や”先入観”を肯定するために”それに有利になるような情報を集めて採用してしまう”という傾向のことを言います。
つまり、自分にとって都合のいい情報だけを集めてしまう傾向のことですね。
インターネットは様々ななネット記事が存在します。
もちろん”事実を述べている記事”もしっかりとありますが、それと同時に”根拠のない情報を述べているデタラメな記事”まで幅広く存在します。
だからこそ、インターネット上では確証バイアスが発生しやすいのです。
この二つのバイアスが”自称天才の『バカ』”を作り上げる
自分の能力不足に気づけず、ネットで自己肯定をする。
では今回の本題である『自分を”天才”と勘違いする”バカ”が生まれるメカニズム』についてお話ししていきたいと思います。
上記の二つの心理バイアスを把握していただいていればおおよその方はもうすでに見当がついているとは思いますが、以下のようなメカニズムで残念な人間が誕生します。
以下の例はほんの一例ではありますが、参考にしてみてください。
自分を”天才”と勘違いする”バカ”が生まれる流れ
- 知能が低いため自分の能力不足に気づけない
- 自分の知能を肯定するためにインターネットで自分を肯定する記事を探す。
- 自分の能力が高いと勘違いしている人は努力をしない
- 努力をしないため、加齢とともにバカ度が増していく
ただでさえ、自分のことを頭がいいと勘違いしてる人間がGoogle検索で『頭いい人 特徴』なんて検索してしまった時には、確証バイアスのせいでバカに磨きがかかる事は目に見えていますよね。
それでは次に『身近に勘違いバカ』がいた場合の対処方法についてお話ししていきたいと思います。
勘違いバカの対処法
真面目に相手をする必要性は全くない
勘違いバカは相手にするだけ時間の無駄です。
自分のことを天才だと勘違いしている馬鹿は結構厄介です。
そのような人たちは根拠のない自信を持っているため無責任な発言や行動をします。
従って、神経に関わっていては疲れてしまうので、恨みを持たれない程度のうまく対処する必要があります。以下は勘違いバカに対する対照法の例です。
勘違いバカの対処法
- 知能を自慢されたら”肯定”してあげる
- ”知能の低さ”を指摘しない
- プライドが高い傾向にある場合ミスの指摘に注意する
- 普段から近づかないようにする
以上が具体的な対処法です。
基本的にはあまり関わらない方がいいのですが、職場の関係などによってはどうしても関わらないといけなくなる場合があると思います。
そのような時になるべく刺激しないように立ち回りましょう。
終わり:今回のまとめ
自分自身も”根拠のない自信”に気をつけよう。
誰もが”勘違いバカ”になる可能性がある。
今回の記事では『自分を”天才”と勘違いする”バカ”』についての紹介と対処法についてお話ししてまいりました。
今回の記事では心理学用語など結構難しい内容のものを取り扱ってきましたが、要は”自分の能力を高く見積もる人ほど危ない”と認識していただければいいと思います。
それでは最後の今回の記事のまとめをして記事を締めくくりたいと思います。
今回のまとめ
- 自分を”天才”と勘違いする”バカ”はとても厄介
- 確証バイアス:自分に有利になる情報を集める傾向
- ダニング・クルーガー効果:能力と自己評価の乖離
- 勘違いバカはあまり刺激しないようにする
私たちは誰しもバイアスに支配されながら生きています。したがって誰しも自分を”天才”と勘違いする”バカ”になる可能性があります。
今はまだ大丈夫でも今後”加齢による衰え”などによって自分の能力が落ちてきた時に、自己評価の乖離が生まれて残念な人間になってしまう可能性もありますので、普段から”私たちはバイアスには抗えない”といことを念頭に置いていくようにしましょう。
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